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国語の読解力を伸ばす 小学1~4年生向け ゼロから始める受験対策

本を買い与えて、子どもに読ませれば読解力が上がる。
わかっていつつも、いざとなると
「うちの子に合うのかな」
「ちゃんと読んでくれるのかな」
と迷っていませんか。

そもそも、読書が習慣になっていたら
今こんなに悩んでいないですよね。

この方法を使えば、
わざわざ書店で「わが子が読みそうな本」を
買う必要もなくなりますし、
目に見える形で、
効果を実感できます。
お子さんへの声掛けも、
きっと前向きなものになります。

その方法とは…“音読をすること”です

「うちの子どもはやらないだろうな」
「付き合うのが大変」
そんな風に思われるかもしれません。

確かに、親が効いてあげる手間もかかります。
でも、実は1日10分。
短い時間でも、毎日続けることで
驚くべき変化が表れるんです。

そして、それは受験という
大きな壁を突破する力にも
大きくつながります。

私が見ている6年生の生徒では、
6月から音読を、
1か月間日々の課題にしただけで、
それまで伸び悩んでいた
国語の偏差値が47→57まで上がったのです。

その後も成績は安定して、
9月の模試では自己ベストの62まで
偏差値を伸ばせました。

実はその子も当初から
読書に興味があるわけではなく、
「音読は恥ずかしい」と
最初は拒否していた子です。

それでも、“声に出して読む“という
シンプルな取り組みを通して、
「自分にもできる」という自信が
育っていきました。

本日は、そんな音読を
「やらせる」のではなく、
我が子が「やりたい!」と思ってもらう
コツについて紹介していきます!

読むのが苦手な子でも、
「なんか音読って楽しいかも」と
感じられるようになる。

今日からできる、
“我が子が前向きになる音読のしかけ”を
解き明かします

言葉の理解し始め

私たちは子どもの頃に、どうやって言葉を学んできたのでしょう。
それは親が発していた言葉を
耳で聞いて真似して、
声に出して学んできたのです。

つまり、私たちは誰しも最初は耳から言葉を学ぶ生きものなんです。

この耳で聞く→声に出すという学び方は
実は小学生になってから
とても大切なプロセスです。

なぜなら海外の研究でも、
黙読する力が自然に育つのは、
おおよそ小学校高学年、
つまり5年生くらいからと言われています。

それまでは、声に出すことで理解を深める段階。
音読は、子どもの発達に合った“今まさに必要な学び方”なんです。

音読が子どもにもたらす絶大な効果について

音読は一度に目・耳・口を一気に使う、
非常に効率の良い学び方です。

このように複数の感覚を
同時に使う「マルチ感覚学習」は、
黙読だけの時と比べて、
記憶の定着率が約2倍になることが
研究で明らかになっています。

さらに音読は考える・判断する・集中する働きを担う
前頭前野を活性化させます。

私が塾で小学生を教えているときも、
この「音読の力」を
はっきりと感じられました。

私が現場で小学生を教えている際、
特に4年生までの子どもたちは、
音読を取り入れた回の方が
読解の問題の正答率も高くなりました。

“声に出して読む”ことで、
文章の中にある情報を
より正確につかめるようになっていったのです。

つまり、音読によって
集中力や思考力も鍛えることができます。
これは国語に留まらず、
全ての学びの基礎になるわけです。

読解力は全ての教科の土台

読解力と聞くと、
国語の力を想定しがちですが、
算数や理科、社会など、
どの教科でも必ず求められる力。

「問題文を正しく読み取る力」

これは欠かすことができません。

例えば、算数の文章題。
小学生のお子さんで、
こんな様子、覚えはありませんか?

「文章題の答えは分かっているけど、式を書いてというと書けない」

実際に、このような問題。

「ふくろの 中に あめが 10こ あります。ともだちに 2こ あげました。のこりは なんこでしょう。」

この問題文に隠されている
足し引きのキーワードは何でしょうか。
”あげました”ですよね。
だから、引き算だとわかります。

でも、文字を“読む”だけで精いっぱいだと、
子どもはその意味に気づけません。
中には「10+2=12」と答えてしまう子もいるでしょう。

そんな時、私はこう声を掛けます。

えっ、あめが増えちゃったよ。友だちにあげても増えるって、不思議な袋だね。
あ、友だちにあげたから、引き算だった!

ここに隠れている“文章題を読み解く力”
そして、”言葉の意味をイメージする力”
これこそが読解の本質です。

これを理解した後に、ようやく
反復演習が効いてきます。

私の職場のママさん事務の方は、
小学1年生のお子さんに、文章題の100問プリントを
手書きで渡して、やらせたことで
学校の算数の授業にも、
ついていけるようになったとのこと。

一見、大変に感じますが、
お子さんはプリントを、
とても意欲的にやっていたとのこと。

問題を「読む力」がつくと、
勉強全体がスムーズに進み、
「勉強=わかるって楽しい」という感覚に
お子さんは、なっていたのかもしれません。

子どものスキを入り口にする

読解力をつけるには、本を買い与えて読ませるのが良い。
しかし、こんな経験もあるのではないでしょうか。

「うちの子、本を読まなくて…」

そんな相談を、私もたくさん受けてきました。
本が嫌いというよりも、
その本のジャンルに興味がないだけかもしれないです。
子どもは好きなジャンルがあると、
調べずにはいられないもの。

子どもが普段ハマっているもの
会話のネタにいつも出てくるもの、ありませんか。
アニメ・ゲーム・恐竜・乗り物・アイドル…
ジャンルはどんなものでも構いません。

例えば車が好きなら「車の図鑑」
恐竜が好きなら、「恐竜が出てくるお話」など
好きなものをきっかけに「読む」体験を
増やしてあげましょう。

「読む力」は、“好き”から始まります。
親が選ぶ“ためになる本”よりも、
子どもが「読みたい!」と思える一冊の方が、
ずっと効果があります。

子供が音読に前向きになる音読テクニック

  1. 手を止めて音読を聞いてあげる
  2. 音読に演技をプラスする
  3. ゲーム化して、一緒に楽しむ

⓵手を止めて音読を聞いてあげる

子どもは、聞いてほしいもの。
たとえ短い時間でも、
「あなたの音読をきちんと聞いているよ」という
メッセージになります。
うなずいたり「いい声だね」「今の言い方、上手だったね」と
小さな言葉を添えると、
子どものやる気スイッチはぐっと入ります。子どもは、それを受け取って
「聞いてもらえる安心感」につながります。

⓶音読に演技をプラスする

一言でいえば、気持ちを込めて読むということです。
特に物語では、様々な心情を表す言葉が出てきます。
暗記という意味ではなく、
読む中でどんなトーンで読めばいいのかを
子どもが考えるとてもいいきっかけになります。私が現場の生徒を見ていて、
淡々と早く読めている生徒よりも
ゆっくりでも、抑揚をつけて丁寧に読んでいる
生徒の方が、国語ができる子は多いです。

まずは、抑揚をつけて読もうとしていることを
認めてあげることから。その後に親がお手本を見せると、

子どもも「なんか怒っているように読んでる…!」など
自分との違いを感じれるきっかけになるかも

⓷ゲーム化して、一緒に楽しむ

最終的には、子どもも親も一緒に楽しめたらいいですよね。
そのための方法を3つ紹介いたします。

・役割読み
お話の登場人物になりきって読むだけで、
音読は一気に“遊び”に変わります。

登場人物を親子で分担して読む。
それだけで、子どもにとって音読が
一気に楽しいものに変わります。

ぼくが主役の〇〇をやる!
じゃあママはナレーターね!

最初は照れながらでも大丈夫。
声のトーンを変えたりするうちに、
子どもは自然と感情をこめて読むようになります。
これが登場人物の心情を答えなさい。
という読解問題に答える際にも、役立ちます。

これがまさに“読解力の第一歩”です。

もし子どもが恥ずかしがっていたら、
まずは親が大げさに読んでみてください。
「お母さん(お父さん)、ちょっとやりすぎ〜!」と
笑いながらも、
次は自分もやってみたくなるはず。

小さな劇のように楽しむことで、
子どもは“読む”ことに感情をのせる面白さを知り、
自然と言葉の表現力や想像力が育っていきます。

しかも、こういった時間は、
ただの音読練習ではなく
“親子のコミュニケーションの時間”にもなります。

・音読カード
夏休みのラジオ体操。
参加するとスタンプを押してくれるから、
頑張って早起きした経験、ありませんか?

全部たまると○○と交換できるから、
頑張って早く起きてスタンプをためる!

継続して頑張っていることが
目に見える形・残る形になると
子どもは、より嬉しくなりますよね。

読解力は一朝一夕でつくものではありません。
でも、続けたことが一番の力になります。

カレンダーやノートに「音読した日」を
チェックしたり、音読できたら
シールを貼るのもOK。

子どもは続いていることが見えると、
「今日もやってみよう」という気持ちが生まれます。

「今日も読めたね」「毎日頑張ってるね」「昨日よりスムーズだったよ」
その一言が、子どもの自信になります。

・好きな本タイム
「自分の好きなジャンルは、これしかない!」
という好きなことがしっかり決まっている子どもには、
先ほどの図鑑で音読というのも効果的です。

好きなジャンルのものは、
自然と熱をこめてしゃべれるもの。

本には、どんなことが書いてあったの?わかるように教えて

と言ってあげると、子どもは話してくれます。

そして、親も話を聞いていて
わからないところは、子どもに質問をする。
聞き取りづらかった箇所は、
スルーせずに聞き返す。

子どもの簡易なコミュニケーションに迎合しないこと
これは、どの年齢帯でも
意識すると、子どもの成長につながります。

まとめ

音読は、ただ「読む練習」ではありません。
声に出すことで、
言葉の意味を体で感じ取り、
考える力・表現する力・そして自信を育てる時間です。

そしてその効果を最大限に引き出すのは――
親が“聞き役”になること。

たとえ1日10分でも、
「今日はどんなお話読んでくれるの?」と
笑顔で聞いてあげるだけで、
子どもの表情は変わります。

読み終わったあと、
「すごく上手に読めたね!」
「その場面、楽しそうだったね」
そんな何気ない一言が、
子どもにとって最高のごほうびです。

音読は、子どもだけの勉強ではなく、
親子が“言葉でつながる時間”

ぜひ、今日からお子さんの音読時間を
「親子で楽しむ特別な10分」に
変えてみてください。